Dutch Passionf
大麻を語る上では避けては通れない名門シードバンク、その名をDutch Passion。
世界で最も古い大麻シードバンクの一つであり、数少ないオリジナルの種子会社の一つです。
この記事ではその由緒正しきシードバンクの歴史をご紹介させて頂きます。
正式な設立は1987年。
アムステルダム大学の生物学の学生であるヘンク・ファン・ダレン(Henk Van Dalen)によって設立されました。
写真の通り笑顔の素敵な方です。
ヘンクはダッチパッション設立より前の1970年代からすでに大麻の種の収集と育種に勤しんでおり、
あらゆる種類の大麻の塊を手に入れ、そこから種子を収集することに勤しんでおりました。
この時すでに彼はパイオニアになるべく積み重ねを自然と行っていたのです。
まさに科学者の鏡です。
今でも中々想像しにくい光景ですが、
なんと当時のアムステルダムでは世界各地から堂々と輸入され、
アフリカ、アジア、南アメリカ、北アメリカなどから来た大麻たちが
初期のアムステルダムのコーヒーショップを彩っておりました。
その大麻たちには当然のようにたくさん種子が含まれておりましたが、
そのおかげでヘンクは大麻の品種が品質や効果の面で非常に異なることに気づくことができ、
彼の種子蒐集熱に火をつけ、その情熱がDUTCH PASSION黎明期の礎となったのです。
当時の室内栽培の技術や設備は非常に簡素なものでした。
もちろん、体系化された知識もなかったため何が良いかを見定める基準もなかったでしょう。
しかし、努力の末ヘンクはなんとか種を育てることに成功したのです!
そして、何度と繰り返して行くうちについに彼は最高の個体同士を交配させ続けることが重要であることに気づいたのです。
今では当たり前のようですが、
当時は現代の基準で言う低品質の物が多くを占める中での試行錯誤だったので、
その苦労は計り知れないでしょう。。。
そして、彼はあることに気付きます。
アムステルダムで栽培されている大麻の品質は輸入された大麻よりも優れたものであることに気づいたのです。
実は当時から既にオランダ国内にあるコーヒー ショップの中には多量の種子を低品質の輸入品に頼るのではなく
屋内栽培の高品質な大麻から調達しているところがあったのです。
そこで彼の情熱は大きく花開いて行きました。
1970年代の室内栽培シーンはまだ小さかったですが、
種業界のパイオニアたちはすでにコミュニティを持ち、
世界中からの優良な大麻の遺伝子を協力してかき集め、より優れた品種の開発に熱を注いでいました。
もちろん、ヘンクはこの中心に飛び込んで行きダッチパッションの旗を揚げたのです!
今日でもダッチパッションはアムステルダムにて活動をしており、
最高品質の大麻種子の供給に専念するという当初の目標にずっと忠実であり続けています。
そんなダッチパッションの種はこちら!!