さて、前回はseedsmanの徹底したプロフェッショナルな発芽方法をご紹介させて頂きましたが、
今回は皆様にいつもご案内しております、当店推奨の発芽方法についてご紹介させていただきたいと思います。
この方法は初心者に最もお勧めかつ最も簡単な方法でございます。
そして、なんとあのダッチパッションも推奨する方法でもあります。
Twitter上で発表させて頂きました発芽テストも全てこの方法で行わせて頂きましたので、
当店としてもかなり自信のある方法です。
なぜかと言うと
不確定要素の排除
この一言につきます。
特殊な知識も必要なければ、気をつけることは温度とコットンの湿り具合のみ、
というシンプルさを突き詰めた究極の方法です。
それでは、解説をさせて頂きます。
ステップ1:必要なアイテムを準備
- コットン
- 霧吹き
- pHメーター
- サランラップ
- 適当なお皿
- 種
以上です!!
写真では丸ですがコットンの形はなんでも大丈夫です。
各アイテムは必ず清潔なものを使用してください!
ステップ2:コットンに種を載せる
コットンを2枚用意してください。そして、片方に種を載せます。
サイズにもよりますが、一般的なサイズのコットンで1枚につき5個以内に必ずおさめてください。
下記の画像の様に菱形に配置するとちょうどいい感じになります。
ステップ3:霧吹きでコットンを湿らせる。
厳密には影響しないという意見もございますが、念のためpHは6.0は5.7~6.3以内に収まるようにしてください。
メーターが正しく校正されていない場合を考慮してこの数値を推奨しております。
霧吹きで水を吹きかける際ですが、少し距離を持って、
軽くひたひた
になる程度に湿らせてください。
ステップ4:もう片方のコットンを上に載せる。
用意したもう片方のコットンを上に載せ、同じように軽くひたひたになるように水をかけます。
ステップ5:種を挟んだコットンをさらに載せ、ラップする。
先ほど種をサンドイッチして湿らせたコットンをさらに載せ,ラップでさらに蓋をします。
必ず、皿もラップも清潔なものを使用してください!
ステップ6:3〜5日放置!根が育つのを待ちましょう!
必ず、20℃〜25℃以下の真っ暗な環境に放置してください!
特に25℃を超えるとカビや腐敗のリスクが非常に高くなるので注意です!
理想はこの温度ないでさらに変化の少ない環境です。
3日目にコットンを開け、根の発達具合をチェックします。
ステップ7:発芽した種をお好みの培地に移動!
写真では土ですが、基本は同じです。
清潔なピンセットで伸びてきている根を”絶対に傷つけないように”注意して培地に移植してください!
もちろん、それぞれの培地を適正なpH及びECにしておくことをお忘れなく!
以上です!